作詞

『カミサマサマ』

存外そんなもんだから 存在ひがむのがオチ 狙った通り 願ってみたり 叶ってしまったようだ 曖昧に手を合わせて 的確に的中してよって 天秤が傾くだけの重りが足りないじゃないの だからって 用意してくれるのかい人様 ここはダメ...

『劇毒』

行き場を失った感情が一体どこにいくのか知りたかった。誰も教えてはくれないから頭を抱えて唸るだけ。もどかしさだけが募って声にならない嗚咽を繰り返した。今日があるなら明日も訪れる。今日でなくとも明日でいいや。今日が終わった明日は嫌だな。過ぎる明日へ踵を返す。
小説

『追夢』

頑張らなくちゃ、頑張らなくちゃ、頑張らなくちゃ。言い聞かせ続けた。この私ならきっと辿りつける。夢で逢ったあの背中に。少しでも振り向いてくれるように。もっと、もっと。だけどふとしたときに何もかもがどうでもよくなる。境界を行ったり来たりしながら今日も混迷する。
作詞

『マインドコントロール』

きっとこれ以上は 変わらぬ日々で もうそれ以外は まどろこしい愛の 駆け引き 天秤にかけて比べることで安心感に浸って 保証のない先に 肯定した思考を持たせて 愛と闇に取り込まれた 最初から気付いてたよ マインドコントロール...
作詞

『膿』

数多の願いに 手をかけて 堅い針金 絡ませる 痛い秒針も 苦い鉄塔も 目を瞑れば怖くないよ 無いよ ないよう 泣いても 気付かないから 飛び越えたい崖と 屋上で 挟まれたかけら 吸い取って 狡いうなじも 賢いこめか...

『猛毒』

こんなはずじゃなかった。そう言えたらどんなに楽か。その言葉もなにかが違う気がする。だからって他に言いようもないのだけれど、わざわざ分かりやすく噛み砕いた言葉で事実を伝えようとも思わない。ただこの心が駄々をこね、大人になることも手放すことも怖がっている。
小説

『ささやかな葬いを』

どんなおねぇちゃんになっていたんだろう。仕事はなにをして、性格はどんなで、身長は私よりも高かった?足のサイズは、髪質は?細かいところまであったかもしれない今を想像してみる。そうすると、少しだけ近くにいるような気がする。巡り会うことのなかった線上で糸を手繰り寄せたくなるんだ。
徒然まがきさん。

『菜の花を想う』

子どもの頃、あれは多分小学校3年生くらいだったと思う。たった数か月だけ道路を渡った先の景色が菜の花ばかりになっていたことがある。その限られた土地にびっちりと埋めるように。今でもよく覚えているあの時のことを思いだしながら書いた菜の花と私の話。

『道草考察』

春らしい季節が過ぎて、夏になりそうな暖かい季節。道路ぶちに咲く蒲公英を見つけた。真っ黄色な姿で私の気を引くように顔をこちらに向けている。枝分かれした先端が一つに収束するものなのか、中心からすぐそばの行き止まりに向かって進行しているものなのか。私はどちらを向いているのだろう。
作詞

『昨日と今日と明日の狭間で』

答えを教えてよ 答案用紙 もう捨てちゃった 覚えてないや どうでもいい 無情に なんとなく生きていたら いいこと一つくらいあるだろうか 夢を膨らませて こうなったら ああなったら ただいま 飛び込むニュース映像 本日も...
タイトルとURLをコピーしました